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ヒトが出会って、この箱ができた。モノが出会って、この箱ができた。この中には、塗師・赤木明登がいる。この中には、陶工・安藤雅信がいる。この中には、陶工・内田鋼一がいる。この中には、鍛金師・長谷川竹次郎がいる。この中には、デザイナー・ヨーガン・レールがいる。ぬりものとやきものと金工と布を取り合わせて、茶の箱を作った。(「帯」より)
ものづくりの作家たちー赤木明登+安藤雅信+内田鋼一+長谷川竹次郎+ヨーガン・レールが、それぞれに茶碗や茶入、急須や茶杓、ふりだしや菓子器、茶箱、そして仕覆をつくり、この世に一つだけの茶の箱を完成させました。茶の湯の心が一期一会であるならば、「茶の箱」のなかの道具と道具の組み合わせも、赤木明登+安藤雅信+内田鋼一+長谷川竹次郎+ヨーガン・レールの五人がコラボレートしたことも一期一会。物と物との取り合わせの妙、人と人とのめぐり合わせの幸福を感じる「茶の箱」を美しいビジュアルでみせるとともに、「取り合わせ」についての論考やお茶にまつわるアンソロジーを添えている。茶道を習っている人も、そうでない人も、こんな素敵な茶の箱があったのかと心ふるわせるに違いない。
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