こちらはヤコブセンが1970年にデンマーク国立銀行のためにデザインしたヤコブセン/Bankers clock バンカーズ クロック/掛時計。ヤコブセン/Bankers clock バンカーズ クロック/掛時計の表面はなめらかな凸状クリスタルガラスを使用し、背面ボディーも表面同様になめらかな凸状になっている。ヤコブセン/Bankers clock バンカーズ クロック/掛時計の厚みはそれほどなく、シンプルなシティーホール クロックと比較するとデザイン性に富んだフェイスである。ヤコブセン/Bankers 掛時計の文字盤は数字ではなく、12個の小さなスクエアを並べた細長いスティック-12本で構成され、12個のスクエアのうちの1つが黒く塗りつぶされており、1時間ごとに細長いスティックの黒いスクエアがずれていき、最終的には一番内側の黒いスクエアが一番外側に移動する。この黒いスクエアは純粋な時間の測定法ともいえる"らせん"を作り出している。
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