Timo Sarpaneva
ティモ サルパネヴァ
Finland 1926-
ティモ サルパネヴァはヘルシンキ美術工芸大学卒業後、1950年イッタラ社のデザイナーとなる。1954年グラス内に気泡や空洞を作る同社の最新技術、蒸気吹き込み製法を用いたオルキデアを発表し、世界的に注目を浴びる。1956年には多くのカラーバリエーションで構成するI(アイ)ラインシリーズを発表。実用性と彫刻的なデザインが高く評価され、翌年ミラノトリエンナーレで金賞を受賞。その後もテキスタイル、陶磁器のデザイン等、多岐に渡る活動を展開する。フィンランドのガラス工芸に多くの影響を与えたデザイナーである。 |