Paper cord/ペーパーコード
樹脂を含浸させた紙を縒った紐です。第一次世界大戦中に生産されるようになり、収穫した麦などを束ねる等の用途で使用されていました。
従来の植物の茎や葉を縒った縄と比べて、紐の品質が全体にわたり均一であることや、座面として十分に強度があること、さらに、使用感も優れている事等の理由から1940年代頃から椅子に用いられたと言われてます。
現在、弊社で取り扱っている商品のペーパーコードの座は、職人の手によって1本1本編まれており、ロープの本数や編み目は一つとして同じ物は存在しません。
また、適度な緩みによるフィット感や、表面加工を施していない為、経年変化による美しく自然な古色が得られるのも特徴です。 |