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彫刻家 五十嵐威暢の世界を身近に感じられる、作家初の試みとなる「マケット展」を開催します。
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五十嵐は制作時にスケッチをしません。方針が固まると、直接、木・テラコッタ・金属・紙など多彩な素材に向かっ
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て手を動かしはじめます。それは作品制作に限らず、「マケット」(模型)においても同様です。ほぼ全てが作家によ |
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る手作りで、当然ながら一点ものです。手の平サイズから、両手で抱えられる程度の小型のマケットには、普段の大
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作とは別の魅力が隠れています。本展では、それらの「マケット」を作品として再解釈いたします。
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自由な発想と遊び心によって生み出される独自の世界は、著書『あそぶ、つくる、くらす』からも感じ取れますが、
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そのなかで紹介されている実際の設置作品のマケットも多数含まれ、またマケット以外に高さ50cm 程度の小作品も
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登場いたします。
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欧米ではコレクターの必須アイテムになるほど認知されている「マケット」ですが、日本で展示・販売されることは
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おそらく前例がないことと思われます。しかしながら、気軽に手にしてもらいたいという作家の強い意向を受け、低
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価格帯の作品群も出展され、同時にマケットの写真で構成された小型本も限定出版されます。
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この稀な機会に、五十嵐威暢の制作プロセスで誕生した小さな軌跡の数々を、是非ご覧下さい。 |
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※五十嵐威暢氏より、本展によせてメッセージが届いております。 |
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※小型本詳細が決定いたしました。 |
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※作家在廊日掲載しました。 |
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→informationページへ |
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プロフィール |
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五十嵐威暢 |
Takenobu Igarashi |
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彫刻家・デザイナー |
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1944年、北海道滝川市生まれ。 |
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1970年、東京で独立。デザイナーとして国内外で25年の活動。 |
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代表作にニューヨーク近代美術館のカレンダー、王子製紙、サントリーホール、多摩美術大学のロゴ、地場産業の技 |
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術を生かした一連のプロダクト、立体アルファベット他。 |
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1985年、ロサンゼルスと東京の二カ所を拠点とする。 |
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1994年、50才で彫刻家に転身。 |
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2005年、米国から帰国。三浦半島の秋谷に住居とアトリエを構え、現在は制作の日々。著書「あそぶ、つくる、くらす
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ーデザイナーを辞めて彫刻家になった」ラトルズ刊では、海と山に恵まれた里山で楽しく制作する様子が写真と文章で |
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綴られている。
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彫刻の代表作に、地下鉄大門駅のレリーフ「波のリズム」、東京ミッドタウンの彫刻「予感の海へ」、滝川市一の坂西 |
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公園の彫刻「Dragon Spine」など。自らの手で作ることにこだわり続け、公共空間などに数々の抽象彫刻を制作設置し |
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ている。
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1989年勝見勝賞、2005年毎日デザイン賞特別賞受賞。故郷滝川市では、デザイン・アートで町を再生するプロジェクト |
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NPO「アートチャレンジ滝川」を設立し、地域活性にも力を注ぐ。 |
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http://www.igarashistudio.com/ |
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関連イベント |
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・オープニングパーティー |
| 6月12日(金)18時〜21時 |
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・アーティストトーク |
| 6月20日(土)14時〜15時 事前予約制 |
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聞き手/仲世古佳伸(アートプロジェクター) |
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イベント詳細、お申し込みはこちらから。 |
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