 |

横山太郎 Taroh Yokoyama |
|
ロウ・ファット・ストラクチュア
構造設計事務所
会社インフォ
|
|
建築の計画が必要とされている場面は、新築を行うときだけというのが一般的に認識されていると感じています。建築の構造計画は用途や材料によって決められる建物の重量を測り、設計者の判断によって適切な部材を決めていきます。しかし一度建物が建てられた後のその状態は評価が難しく、とくに天候による材の劣化は見えないところで確実に進んでいきます。
今回のリノベーションデスクを起こすことに伴って、私たちは経年変化による建物の劣化が生活にどんな支障を与えるのか、建てた後の評価に着目し、これまでの経験が生かせるのではないかと考えています。その解決のプロセスを踏んでいくことで、新たな地、または同じ地で住み続けることは具体的に何が必要なのか、お客様と私たちの対話を通じ、よりよい生活への意識を高めていくことを大切にしたいと思います。 |
|